第19回「ブックトーク」を開催しました

10/26(日)に第19回「ブックトーク」が開催されました。

 

今回は初めての試みとして、前回紹介された「世界99」(村田 沙耶香 著)という一冊の本を読んだ感想を話し合う「読書会」という形で開催しました。

 

「世界99」は、現実社会にあるなんとなく薄い膜に覆い隠されていたものが剥がされ、容赦なく目の前に突きつけてくるので、ぐさっと刺さりながらしっかりと目を覚まさせてくれます。感想を語り合いたくなるお話でした。

 

自分の顔の使い分け

 

差別について

 

社会の道具と家庭の道具

 

正義や正しさ

 

社会の倫理観がガラッと変わるとき

 

ディストピアとユートピア

 

未来のAIやロボットについて

 

などなど、話は尽きず、お茶とケーキをいただきながらの2時間はあっという間に過ぎました。

 

一冊の本について語るのは初めてだったので、もし途中で会話が進まなくなったら、後半はいつものように本の紹介もしていただけるよう2冊ほどお願いしていたのですが、お話は尽きませんでしたので、こちらは次回持ち越しとさせていただきました。

 

そのうちの一冊は、「世界99」にも出てくる結婚観にも関係した「結婚の社会学」 阪井 裕一郎 著

です。カフェの本棚に置かせていただいていますので、よろしければどうぞご覧ください✨

 

「ブックトーク」(シネマトーク・漫画トーク)は、お茶やケーキをいただきながら、少人数で、おすすめの本を紹介し合うゆる〜く楽しい会です。聞くだけの参加もOKです✨

(過去のブックトークはWebサイトに掲載しています)

 

次回は、「怖い漫画・本」について語る会です。ご興味のある方は、Webサイト(ホームページ)から、または店頭でお気軽にお声がけください✨