第20回「ブックトーク」開催

11 /16 (日)に第20回「ブックトーク」が開催されました。

今回は「怖い漫画・本」をテーマに語り合いました。

初めてのテーマにちょっとドキドキ✨参加者の寝覚めが悪くなってはいけないので怖い画像は申告してからということにして行いました。

紹介された作品は以下の通りです。

 

・リング (鈴木光司 著)

ジャパニーズ・ホラー最高の傑作といわれる本作は映画が有名だが、原作を読むといろいろな意味がわかる

原作に忠実なテレビドラマも良いが、やっぱり映画がおすすめ!

それに続く、「らせん」「ループ」はホラー要素は少なく、それぞれパンデミックやSFの要素が入って、どれも面白い!

 

・デビルマン/  新デビルマン (永井豪 著)

人間を守ろうとして戦うデビルマンだが、極限状態に陥った時の人間の行動が一番怖い!

 

・夜叉御前 (山岸涼子 著)

家に鬼の気配を感じながら、淡々と暮らす若い女の子。終盤、ページをめくると真相がわかってゾッとします

 

・いるの いないの (京極夏彦 著 町田尚子 絵)

誰もが感じたことのある、想像によって膨らむ恐怖を思い出す絵本

 

そのほか、楳図かずお作品の「漂流教室」の好きなシーンや「呪いの館」「赤んぼう少女」のタマミちゃんについてなど

 

そして参加者のお一人が子どもの頃に体験した不思議な出来事のお話から、みなさんの不思議な体験談へ。

そこから

・サードマン (ジョン・ガイガー 著) とつながり、

・うしろの百太郎 (つのだじろう 著)

で怖い漫画に戻りました。

 

「リング」の映画のワンシーンを思い出して、皆さん、ぞ〜となる場面もありましたが、そこまで怖い思いはせず、今回もお茶とケーキと共に和気藹々と、色々なお話を語り合ったとても楽しい会でした✨参加者の皆さまありがとうございました✨

 

わざわざ怖いものを見たくないという気持ちと同時に、怖いものに惹かれるのは、恐怖という人間にとって必要不可欠な感情への耐性をつけようという無意識が働くからでしょうか。

最終的に「現実社会の方が怖い」ということで意見が一致した会でした。

 

今回ご紹介した本・漫画の一部はカフェの本棚に置かせていただいていますので、よろしければどうぞご覧ください✨

 

「ブックトーク」(シネマトーク・漫画トーク)は、お茶やケーキをいただきながら、少人数で、おすすめの本を紹介し合うゆる〜く楽しい会です。聞くだけの参加もOKです✨

(過去のブックトークはarchivesに掲載しています)

 

次回「ブックトーク」は来年1月末に開催予定です。ご興味のある方は、お問い合わせフォームまたは店頭でお気軽にお声がけください✨