幸せを感じるとき

末娘が体育祭での「よさこい」と「応援団」の練習のために、1時間早く起きて学校に行くので、私もそれに合わせて早く起きるようになった。娘は体育祭が終わっても、引き続き早く起き(最近は少しずつ遅くなっているが)、学校で勉強すると言う。

今まではギリギリに学校に着いている様子だったので、その変化に驚いた。

部活も引退し、やっと受験に本腰を入れる気になったようだ。

 

私もお弁当作りのため、合わせて早く起きることになり、朝時間が生まれたので、

短時間ではあるが、モーニングストレッチを始めることにした。

ベランダに出て、朝の空気を吸うと本当に気持ちがいい。

梅雨の今は曇り空のことも多いが、毎日の空の色の変化も感じられる。

遠くに鳥の声を聞きながら、目を閉じてしばし瞑想。

目を開けると、雨に濡れた葉は濃さを増して更に美しい。

 

この気持ちの良い朝も、あとどのくらいであろうか。

梅雨が明けて、またあの暑いギラギラとした日々がやってくると思うと恐ろしい。

そして、まだそこまで暑くなっていない今を貴重に思う。

 

冬には、私は幸せを感じる一瞬が毎日ある。それは寝ようと布団に入るときだ。

あらかじめ電気毛布で布団の足元を温めているので、足を入れたとき、その暖かさに包まれる幸せ。

「あったか〜い〜幸せ〜」と心から思う。

そして、こんな簡単なことで毎日幸せな気持ちになれるのだから、湯たんぽでもいいのでみんなやったらいいと思う。

 

夏は、暑い日が続いて疲れ果てている時、雨上がりや、朝晩にふと涼しい風が吹くことがある。そんな時は、「わ〜涼しい〜なにこれ〜軽井沢〜天国、天国〜」

と騒ぎ、その冷たい自然な風を心からありがたく思う。

 

人はすぐ慣れてしまうから、時々すごく寒かったり暑かったりすると、ちょっとしたことに幸せを感じられるのかもしれない。

ということで、今は梅雨のじめじめしたときではあるが、まだあの暑さがないという幸せを存分に満喫するとしよう。

(明日から暑くなるようです💦

 

同じようなことを、最近は身体についても感じる。

歳をとってくると、いろいろなところに不具合が出てくる。

そうすると、これからはどんどん不具合が増えてくるのだなと気づく。

今はまだ、概ね健康でいられることをありがたく思う。

季節は巡るので暑い夏もいつかは終わり、また涼しい季節が来るが、歳は巡らない。

どんどん下降する一方だ。

だからこそ、今を貴重に思う。

 

小さなことに幸せを感じながら、日々を大切に生きたいと思う。