第8回ブックトークを開催しました

4月2日(日)、第8回ブックトークを開催しました。

この会は、不定期に行なっている、少人数で本を紹介しあいながら

いろいろなことを語り合う会です。

 

今回は、先日行った出版記念トークイベントの主催の方や

その会の参加者の方がご参加くださいました。

皆さま本がお好きな方たちですので、一つの話からどんどん盛り上がり、

話が尽きず時間をかなりオーバーしてしまいましたが、楽しい時間を過ごしました。

 

北九州小倉にある「松本清張記念館」に行っていらしたた方が

絶筆となった「神々の乱心」のパンフレットを持ってきてくださったり、

「罪と罰」を読んでいない4人の作家の方が想像で「罪と罰」の話を考える

「罪と罰を読まない」、物部氏について考察する本など、

今回も興味深いお話がいっぱいでした。

 

ふとしたことから「源氏物語」のあらすじを説明することになり、

源氏物語を元にした漫画「あさきゆめみし」の場面を忠実に再現してくださった方、

あまりの記憶力の確かさと演技力に皆さん大笑いしたのでした。

 

そんな中でシリアスな一冊「日航123便 墜落の新事実:目撃証言から真相に迫る」

をご紹介します。こちらはタイトル通り37年前の日航機の墜落に関して

目撃証言を元に綿密に調べられた記録で、驚愕の事実が語られています。

関連の本はいろいろ出ていますし、昨年末には同じ著者による

ボイスレコーダーやフライトレコーダーの開示を求めた

「JAL裁判」という本も出版されました。

事故から37年経っても真実を明らかにしようとする著者の姿勢に

頭が下がると同時に、権力というもののの恐ろしさを改めて感じます。

多くの方にこのことを知っていただきたいと思います。

 

ブックトークで紹介された本は、しばらくカフェに置かせていただいております。

(一部を除く)。どうぞご覧ください。

 

次回は、映画について語る会「シネマトーク」を計画しております。

ご興味のある方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。