「マスジド大塚」へ寄付をお渡ししました
先日行いました「イスラムを学び、中東料理を楽しむ『助け合いモスク』見学とランチ会」で見学をさせていただいた「マスジド大塚」へ荻窪のブックカフェ「本で旅するVia」さんと先週、寄付をお渡しに伺いました。
参加者の皆さまからの参加費の5%と私たち2人からの寄付を合わせてお渡しさせていただきました。
日本人ムスリムの中村さんからは「皆さん興味を持ってくださって、いい雰囲気でした」と先日の感想をいただきました。
マスジド大塚と事務局長のクレイシさんを取り上げたNHKの番組「心の時代」
を見て、パキスタンからの留学生だったクレイシさんが卒業後、「暮らしてきた日本で、隣人のためにジハードを尽くす」と日本に留まる決心をしたことがわかりました。
「ジハード」は、「聖戦」と訳されることが多いですが、イスラムの聖典クルアーンには「ジハード(奮闘)」とあります。
「ジハード」とは、神のために自分ができる最大限の努力を尽くすことだそうです。
自分の置かれているところでその実践をすること、それをクレイシさんはずっと行ってきました。
東日本大震災の被災地支援や生活困窮者への炊き出しなど、たくさん支援してくださっていて本当に頭が下がります。
イスラムの言葉に「サダカ」というものがあります。
自発的に善意で行う「喜捨」のことで、お金のイメージがありますが、「人の話を聞くことや笑顔で話すこと」も含まれるそうです。
先日もお伝えしましたが、これは四国お遍路の「お接待」に通じるものがあると思いました。
自分のできる善い行いをするというのはとてもいいことですね。
「マスジド大塚」では毎週土曜日の19時くらいから「カレー会」を行っていて、「どなたでもどうぞ」とのことでした✨