第7回 ブックトークを開催しました

2022年9月25日(日)、第7回ブックトークを開催しました。

こちらは、少人数でおすすめの本を紹介するというやり方で、時々行なっています。

今回は、問題となっている「旧統一教会」の元幹部だったアメリカ人の男性が書いた「マインドコントロールの恐怖」、

美味しさは、味覚以外が大事という「「おいしさ」の錯覚」など、

知覚とは如何に頼りないものかを再認識させてくれる本の紹介がありました。

 

今回紹介された本の一部は、里葉の本棚にひと月ほどおかれます。

気になったものがありましたら、ぜひお手に取ってみてください。

 

●今回のピックアップ

「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」米原 万里

 

著者は、10歳から14歳の五年間、プラハのソビエト学校に通いました。

その時の3人の友達、ギリシャ人のリッツァ、ルーマニア人のアーニャ、ユーゴスラビア人のヤースナとの思い出と

世界情勢が大きく変わった30年後にそれぞれに会いに行く、大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。

 

このような素晴らしい本と著者がいらしたことに驚きました。

2006年に56歳でお亡くなりになっていて、

今の世の中を彼女は何というのか、聞いてみたかったと切に思います。