11/3(日) 第15回「ブックトーク」開催

昨日11/3()に第15回「ブックトーク」が開催され、写真のような本が紹介されました。

 

今回は偶然にも写真集、画集、色についての本がいくつか集まりました。

素敵な装丁の写真集はデンマークの写真家によるむくどりの写真集で、そこからカラス愛など、熱く語り合いました。

 

ほか、一筋縄ではいかない推理小説、旅、多様性、日本人のマインド、色の始まりと日本の伝統色についてなど、今回も本をきっかけにいろいろなことを語り合った楽しい時間でした

 

そして、最後に「日本の伝統色」のページから好きな響きの「鈍色」を開くと、

そこにはなんと「むくどり」が!なんという偶然!

驚きと笑いの満ちた会となりました

 

写真の本は写真集を除き、カフェに置かせていただいていますので、ご覧いただくことができます。

 

「ブックトーク」は、お茶やケーキをいただきながら、少人数で、おすすめの本を紹介し合うゆる〜く楽しい会です。聞くだけの参加もOKです

 

不定期で時々行いますので、ご興味のある方はお問い合わせフォーム、または店頭でお気軽にお声がけください

 

今回は、ホームページを見て興味を持ってくださった方が、ちょうど2日前にご来店になり、初参加してくださいました

 

⚫︎店主紹介本

現在、太田記念美術館で「広重ブルー」が開催されています(12/8まで)。

とても高価な青色しかなかった時代から、偶然プルシアンブルー(ベロ藍)を作ることができ、それを輸入して浮世絵が発展しました。

そこで今回は色についての本を紹介しました。

 

「たくさんのふしぎ いろいろ色のはじまり」田中陵二

今では私たちは色が溢れる世界に生きていますが、昔は色を留めておくのが難しく、先人たちがどのようにいろいろな色を作り出していったか、とても興味深い本です。

 

「あおをはっけんしたちいさなヤン」ジャンリュック・アングルベールさく

                 はしづめちよこやく

「おはなし名画シリーズ 葛飾北斎」「北斎の富士」博雅堂出版

中でも青色を人工的に作ることができてからは、伊藤若冲、葛飾北斎、歌川広重たちがその青色を使って風景などを描き、世界で高く評価されました。

 

「おはなし名画シリーズ」ではそのような絵をたくさん見ることができますので、ぜひカフェでもご覧ください