第17回「ブックトーク」開催

2/2()に第17回「ブックトーク」が開催され、写真にある本が紹介されました。

前回のブックトークで話題になったカラス好きの方が、カラスのぬいぐるみを持ってきてくださって、一緒に参加となりました。リアルなぬいぐるみがリボンでおめかしして可愛かったです。

 

今回も本の紹介のほか、本をきっかけに、

・心理テストの話

・弱さと遠藤周作「沈黙」について

・昭和のお父さんや黒電話について

・実際にご覧になったピカソの「ゲルニカ」について

などなど色々なことを話した楽しい時間でした。

 

今回は新年第一回とのことでいつもはお茶とケーキのところ、初のワイン(ボジョレーヌーボー)とおつまみで行いました。

ほろ酔いな会も良かったので、またやりたいと思います🍷

 

写真の本はカフェに置かせていただいていますので、ご覧いただくことができます。

 

⚫︎今回のピックアップ

「自由からの逃走」エーリッヒ・フロム

「愛するということ」の著者フロムによるこの本は、良いとされるはずの「自由」が、近代においてそこから逃れたくなるものだという観点で自由を論じています。

「なんでも自由にしていいんだよ」というのは一見良いように思えますが、自由には責任が伴うものであり、孤独や無力感が生まれ、逃げたくなる心理は理解できます。このような時代に権威主義に陥らず、どうすれば「積極的自由」を得られるのか(自発的な行動と愛だそうです)、探していきたいと思いました。

 

 

「ブックトーク」(シネマトーク・漫画トーク)は、お茶やケーキをいただきながら、少人数で、おすすめの本を紹介し合うゆる〜く楽しい会です。聞くだけの参加もOKです

不定期で時々行いますので、ご興味のある方は、Webサイト(ホームページ)から、または店頭でお気軽にお声がけください